教育を考える1

  • 2008.12.30 Tuesday
  • 21:31
国や会社またその他のあらゆる組織において、
すべては人材である、つまりそこに暮らす人によってさまざまな事柄が影響されることになる。

では人材とは何か、ある本によると人材は教育によってのみ育成されるとある、つまり人間性を高めるためにはそれなりの教育と教育者が必要であるということなのだ。

最近頻繁に問題になるのは小・中学校の教育問題である、しかし教育の原点は本来家庭であり、そこが中心である、会社や学校はその一部に過ぎない。つまり家庭は一番多くの時間を費やしている場所であり、愛情のあふれるばしょでもある。
家庭を考えるとき今や家族は核家族化し、祖父や祖母と孫たちの会話もできなくなったし特有の文化も伝わらなくなった。

だから家庭での教育は崩壊しつつあるのだ、これにもまして大事なことは親が勉強していないということだ。疑問を持たずに社会生活をしているため、深みのない人が多くなってきた。

文化とは連綿と続いてきた知恵でありその中に生きるヒントがあるものだ。それを切り刻んでいるのだから教育も何もあったものではない。基本は生活の中にあり、家庭の中にあるのだ。

余談だが、わが子が中学2年生のとき冬休みが終わった後クラスでお正月に家でお餅をつくところは、と問いかけたところ4〜5人手を上げ、さらに家で御節を作るところと問いかけたところたった1人だったらしい。

つまりお餅をついて、御節のすべてを自宅で作るところは40人学級のうち1人しかいないのだ。

私は小さいころからお正月の行事は大好きで、このあわただしい中、お餅をついて、おふくろが御節を深夜まで作っていたのを記憶している。残念ながら、お袋はこの8月に他界してしまったが。わが子には、日本文化のほんの一端でも味わってくれたかと思っているのだ。また、中学までは近所の友達を呼んできていっしょに餅つきをしていたことも、娘にとってはいい思い出のようである。これが教育なのだ。

さて、教育とは・・・。
草柳大蔵さんの書かれた「絶筆 日本人への遺言」にある次の内容が真実を語っている。

イギリスのブレア首相の演説
「もし、私に政府の3つのプライオリティ(優先課題)を挙げよ、と問われたら、私は教育、教育、教育と答えるであろう」

アメリカの元レーガン大統領の演説
「いいですか。あなたたちが主役でしょう。学校が悪いと思ったら、その学校を悪くしている問題教師を辞めさせればいいじゃありませんか。あるいは、学校について非常にオーバーな、過剰な要求をする保護者に反省の機会を与えればいいじゃありませんか。あたりまえのことをしていただければよいのです」

オランダのジャーナリスト、カルレ・ファン・ウォルフレンの演説
「日本の教育システムは産業界のお役に立つオーダーメードの人材を果てしなく生産してゆく機械のような印象を与えるもので、これは必然的に人間の才能の悲劇的な大殺戮を招いている」


これに対して日本の指導者は国の使命など一言半句も言っていない。

ただこの発言は、教育は学校教育という事に焦点を当てた内容だが少しだけそれについて考えてみる。

いつも思うのは、年をとっている人のほうが歴史や漢字に詳しく字もうまいということだ、これはなぜかとおもっていたが、最近になってわかり始めた、それは戦前の教育と戦後の教育が違っていること、教育は徐々に崩壊し戦後もひどくなるばかりであることだ、そして間違いなく日本人は馬鹿になっている。言い過ぎかも知れないが、馬鹿になるように仕組まれている。

最近では難しい漢字をなくし日本語が十分できないのに英語を学ばせようとしてる、日本語は世界でも有数の難しい言語である、それを使いこなせることは知能にも影響しているのだ、ここら辺は書ける機会があれば書こうと思うが、ちなみに日本語は 漢字、カタカナ、ひらがな、ローマ字がある。また同じ音の言葉もあり前後で意味の違う言葉もある、英語と違い主語がいらないことが数多くある。これらをあげただけでも難しさがわかる。

さて教育全体に戻ろう、教育とは究極は親の生き方であり学問そのものではない、むしろ学問をなぜするのかを教えるべきである、そのヒントは養老孟司さん著の「逆さメガネ」の中にある、その一文を紹介しよう。

−以下本文より−
教育について議論をする以前の話、人間とはなんだとか、人は何のために生きるとか、いまの社会はどういうものなのか、そのことです。難しく言うなら、議論の前提です。それをもとにして、教育をどうするのか、決めるわけでしょう。その常識が変であれば、教育はもちろん変になります。

教育の前提、学問の前提、それはなぜ教育をするのかである。

これは学校の教育だけではない、会社いや社会の中で教育をするための大前提である。
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