「生きる意味を求めて」V・Eフランクル著 2

  • 2008.05.28 Wednesday
  • 23:16
さて前回からの続きですが、

次の言葉から始めます。

「生きる意味を求めて」著者V・E・フランクル
上島洋一・松岡世利子訳 諸富祥彦監訳
以下本文より

それは収容所で生きる希望を失い、「もう人生には何も期待できない」自殺を決意しかけた2人の囚人。
この二人にそれぞれフランクルは次のように問いかけたといいます。

「たしかにあなたは、人生にもう何も期待出来ないと思っているかもしれません。人生最後の日が何時か訪れるのですから、無理もない話です。
 けれどもその一方で人生の方はまだ、あなたに対する期待を決して捨ててはいないはずです。あなたを必要とする何か、あなたを必要としている誰かが必ずいるはずです。
 そして、その何かや誰かはあなたに発見されるのを待っているのです。」


p206より以上

さらに
「人生が人生の意味はと問う前に人生の方が人間に問いを発してきている。だから人間は、本当は生きる意味を問い求める必要などないのである。
 人間は、人生から問われている存在である。人間は、生きる意味を求める問いを発するのではなくて、人生からの問いに答えなくてはならないのである。」


p202より

いかがでしょうか
生きる意味など考える前に人生が問いかけてくると言うフランクルの言葉は胸を打ちます。

最後に次のまとめの言葉で終わります

「生きる意味を求めて」著者V・E・フランクル
上島洋一・松岡世利子訳 諸富祥彦監訳
以下本文より

どんな時にも、人生には意味がある。
この人生のどこかに、あなたを必要とする「何か」があり、「誰か」がいる。
そしてその「何か」や「誰か」は、あなたに発見されるのを待っている。

だから、たとえいまがどんなに苦しくても、あなたはすべてを投げ出す必要はない。
あなたがすべてを投げ出しさえしなければ、いつか自分の人生に「イエス」と答えることの出来る日が必ずやってくる。
いや、たとえあなたが人生に「イエス」と言えなくても、人生の方があなたに「イエス」と光を差し込んでくる日が、いつか、必ずくるはずだ。


以上p216より



コメント
 ちょっと難しい感じがしました。宇宙の大法則があるとしての人生を考えると、それは”無”であったりするのかな。生きる意味は我々が存在するということの罪滅ぼしのように感じることもあります。地球温暖化の問題が毎日のように言われる昨今ですが、相変わらず世界ではマネーが席捲しているようです。宇宙の歴史からすれば、温暖化も人類の文明の歴史もほんの一瞬であり、取るに足らないこと、人の存在の意味を意味付けする意味とは何なのか?空を見上げて考えたりします。
うるとらはるくさん
コメントありがとうございます

>宇宙の大法則があるとしての人生を考えると、それは”無”であったりするのかな。

宇宙はトータルすれば「無」であるけれど現実は「無」ではないと僕は思っています。
つまり無というのはある瞬間であり、総合計であり、長く続いている状態出はないということです。

実際宇宙空間においても「無」を作ることは不可能です。

水面でたとえれば、いつも波を打っており鏡のような水面は存在しませんが、平均すると1つの面で表せる、平均すると何もなかったと言うことではないかと思います。(自然は微妙なバランスをとるため常に左右に振れながらそのバランスを絶妙に保っているのではないかと思います)

これはあくまでも物質世界がメインの私たちの住んでいる3次元の世界だけでの事ではないかと思います。

しかし、心とか、物質的に目に見えない事(もの)については「無」が当てはまるかどうか答えは出ていません。

なぜなら心と生命が切っても切り離せないこと、心が変われば、物質世界が違って見える可能性があるからです。

もしかすると宇宙とは人間の思い(脳の中)を見ているのかも知れないと言う気もするからです。

「人間の生きる意味を考えること」はごく自然であり誰かに特有の現象ではなく、おそらく人間が成長する段階で、誰もが疑問に思う事ではないかと感じます。つまりごく自然な流れのなかで、宇宙(大自然)は人間に生きる意味を考える瞬間を与えているのではないかと思います。

ではそれが何かと問われると、自然な流れです、と答えようがありません。しかしこの生きる意味を見いだした人たちは少なくとも見いだす以前よりいっそう人生を有意義に生きているように思われるのです。
  • ヨシヲ
  • 2008/06/28 10:13 AM

ヨシオさん、こんばんは。

何度もおじゃましながら、コメントは初めてさせていただきますm(__)m

V・Eフランクルのこととヨシオさんのコメントを拝見して、素晴らしい世界観だなぁと驚ろきました。

>あなたがすべてを投げ出しさえしなければ、いつか自分の人生に「イエス」と答えることの出来る日が必ずやってくる。
いや、人生の方があなたに「イエス」と光を差し込んでくる日が、いつか、必ずくるはずだ

何て嬉しい言葉なのでしょう!?
わくわくしてきました。

さっそく、V・Eフランクルの本を購入して、読んでいます。
ありがとうございました♪♪


PS
>なぜなら心と生命が切っても切り離せないこと、心が変われば、物質世界が違って見える可能性があるからです。

>もしかすると宇宙とは人間の思い(脳の中)を見ているのかも知れないと言う気もするからです。

難しいです!!
でも、壮大なスケールですね!(^^)!
そして、そう考えてみることのできる人間の脳って、神秘的ですよね。


  • 静吉
  • 2008/10/04 2:19 AM
こんばんは
ヨシヲです

静吉さんコメントありがとうございます。

フランクルの言葉は深い感銘を受けます。

人はおそらくその使命があって生まれてきていると思います。

それは誰かのために・何かのために生まれてきているのではないかと・・・。

ですから精一杯今を生きる事が大事ではないかと思います。

>難しいです!!
でも、壮大なスケールですね!(^^)!
そして、そう考えてみることのできる人間の脳って、神秘的ですよね。

そうですね今いろんな本を読むと物質に生命が宿る、意識が宿ると言いますが、僕は逆なんです意識が基でそこに形や物質生命が宿ると言う考え方なんです。
物の創世は意識や、心ではないかとそれが大前提です。

  • ヨシヲ
  • 2008/10/10 10:38 PM
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