「金 文学さん」との出会い

  • 2007.07.25 Wednesday
  • 00:08
先日金さんからある用件で、家にきてくれないかと電話があり
せっかくの機会ですからご自宅にうかがうことになりました

「金 文学」さんは韓国系中国人3世で比較文化学を日本の大学で教えていらっしゃる学者さんであり作家さんです、すでに50冊の本を出筆されています。

金さんとは先日の金谷さんの講演の時、懇親会で知り合いになりました。かねがね中村塾長から金さんのお話を聞いておりましたが、話す機会がなかったので一度お話をしたいと思っておりました。

ご自宅に伺ったときに、本を1冊戴きましたので早速読ませてもらいました、その本の紹介をしたいと思います、題名は「島国根性・大陸根性・半島根性」(青春出版)という本です。

主な内容はお互いに東洋といいながら日本・中国・韓国は全く違う文化の国であるということです。実際にお話をしたときもそこを強調されていました。
日本人は自然を神と見なしあらゆるものに神が宿ると古くから信仰してきました、いわゆる八百万の神のことです、日本の山々は緑が美しく、飛行機で日本上空を飛ぶと山々の緑がまぶしいそうです、ですから自然に神が宿るという考えが当たり前のようにに出てきます、しかし中国や韓国の山は茶色で日本のように緑で自然があふれている状態ではないそうです。(余談ですが、以前司馬遼太郎さんの本を読んでいたとき韓国は踏鞴(鍛冶屋)が盛んに行われその原料として自然木を山がはげるほど切り尽くしたそうで、いまでも韓国の山は、はげ山が多いそうです、また燃料(木)を追って山陰・中国地方まで来たそうです。そういえば中国山地には山の中に鍛冶屋が結構あります。)

中国・韓国は自然は厳しいものであり共存ではなく自然と闘います。(この考え方は欧米諸国と同じです)日本は多神教「八百万の神」で自然の中に神が宿るという考えですが、中国・韓国は自然環境が厳しいためそのような自然観はなく、一神教だそうです。

それから面白いアンケートが記載されていました、いわゆる現在教育改正などで問題になっている愛国心です。このアンケートは、日・中・韓の3カ国大学生を対象に愛国心を調査したものです。その質問の一つに「もし戦争が勃発したら、真っ先に国のために参戦する」と答えた人の集計を取っています。数字を見るまでは1位は韓国、2位は中国、3位は日本だろうなと思っていましたが、実際は全く逆の結果でした。ナントダントツ1位は日本で41.1%、2位は中国で14.4%、3位は韓国で10.2%だそうです。
そして金さんが、興味深いデータと表現しているのは、中国人に「生まれ変わっても中国人になりたいか」の質問に64%つまり約3人に2人は「中国人に生まれ変わりたくない」と答えたそうなのです。

この様な事実が中国の現状を表しているように思います、巨大すぎてまとまりきれないということです。このことは今も昔も変わっておらず、国をまとめるために強力なイデオロギーが必要でした、それが道教であり儒教なのです。ただ日本はいずれもいいとこ取りに徹したため、その毒素まで入れなかったそうです。(これは司馬遼太郎さんも同じことを言っていらっしゃいます)これをそのまままねをしたのが韓国でその儒教色は中国をも圧倒するそうです。

さてその他にもあらゆる文化の違いが書いてありました。当人とお会いして話されていたこととも重なるのですが、この本のなかで金さんが本当に言いたかったことは、日・中・韓が相互の文化の違いを認識して、文化を理解し合えば良い隣人になれる そしてなって欲しいと願っていらっしゃいました。文化の違いがともすれば誤解を招きすれ違いの関係になるからです。

同じ東洋・漢字文化圏だからだけでは、相互理解は難しいかもしれません、そのためにも金さんのようなお互いの国を橋渡しする役割の人が必要なのだと思います。

最後に金文学さんはすでに日本に帰化されていらっしゃいます。広島在住の著名人です。たけしのTVタックルなどに出演され、そのご活躍は今後目を離せません。
コメント
ヨシヲさま

 先般来なにかとお世話になっています。

 金谷先生の講演会大盛況でホットしております。

 今回の金 文学先生とのことなど、お互いの交流が、いつの間にか絡み合って、新しい展開が開けそうですね。

 今後とも、広島に新しい風を吹かして下さい。またお会いしましょう。

   縄文塾  中村 忠之
中村様
いつもありがとうございます

先日は本当にありがとうございました

>金谷先生の講演会大盛況でホットしております。

金谷さんにも申し上げましたが僕は小石を池に投げたつもりでしたが、後から中村塾長が大きな岩を持ってこられて波紋を起こされました。本当にびっくりしました。

中村塾長の人脈の広さに感嘆しております。

また今回は神吉さんの人脈や沢山の方のお力添えで講演会が実現しましたし、お越しいただいた方はすばらしい方ばかりでした。

>今回の金 文学先生とのことなど、お互いの交流が、いつの間にか絡み合って、新しい展開が開けそうですね。

ありがとうございます今回も出会いが沢山ありました、金文学さんとも出会うことが出来ました。

> 今後とも、広島に新しい風を吹かして下さい。またお会いしましょう。

自然体で行きます自分に出来ることを力まずにやっていこうと思います。

引き続きご指導ください。
  • ヨシヲ
  • 2007/07/26 12:50 AM
ここ十年くらいの間に東洋で起きている出来事の意味の変化は大きいように感じています。これからさらに大きく変化していくのでしょうが、未来から振り返ってみると、今こそ大きな意味があるとも言えますね。会って話したいですね。
うるとらはるくさんへ

そうですね東洋の時代と言われ中国の発展は目覚しいものがありますしかし同じ東洋の日本もがんばっています。

先日お会いしました金谷さんも日本の「カワイイ」文化はカナダでも伝えられているようです

また、最近は中国のニュースが新聞やテレビで報道されることが多くなりましたし中国人もよく見かけるようになりました。

ですから東洋の文化を理解しあうことが必要だと思います。



  • ヨシヲ
  • 2007/07/28 11:06 PM

ヨシヲ様

こちらでは 初めまして
先日はありがとうございました

失礼なコメントかもしれませんが
日・中・韓だけではなく
世界の各国 文化の違いがあるのは当然で
だから ある意味
個性豊かなワタシたちの生活があると思うのデス

お互いの文化を理解し合うというコトは
当たり前のコトなのに
グローバルに物事を捉えられない現状に
ワタシは
「なぜかしら?」って思ってしまう

教育が原因でしょうか?

XXさんへ

こちらこそ先日はありがとうございました。

>グローバルに物事を捉えられない現状にワタシは
>「なぜかしら?」って思ってしまう

今日も金文学さんとお会いしました。

そのとき、日本では隣の国や他国との比較をする文化があまりなく、比較論の本を出しても中国や、韓国ほど売れないと仰っていました。

これは外国から侵略されたり攻め込まれた歴史がほとんど無いため、諸外国を気にする必要がなかったからではないか、という意見でした。

さてXXさんのショートストリーを読ませてもらいました、正直小説を書いたら良いと思いますよ。(本を出版したら売れますよ)
  • ヨシヲ
  • 2007/07/31 5:44 PM
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