「欲望を煽るようなことを避ける」−現代に通用する老子の思想(第三回)−

  • 2006.12.07 Thursday
  • 06:43
老子をテーマにした内容です
ようやく第三章まできました。

<第3章>
賢(けん)を尚(たっと)ざれば、民をして争わざらしめ、得難きの貨を貴(たっと)ばざれば、民をして盗を為(な)さざらしめ、

欲すべきを見(しめ)さざれば、心をして乱れざらしむ。

是を以(もっ)て聖人の治は、其の心を虚しくし、其の腹を実たし、其の志を弱くし、其の骨を強くし、

常に民をして無知無欲ならしめ、夫の知者をして敢えて為さざらしむるなり。

無為(むい)を為せば則(すなわ)ち治まらざるは無し。


<原文>
不尚賢、使民不争。不貴難得之貨、使民不為盗。
不見可欲、使民心不乱。是以聖人之治、虚其心、実其腹、弱其志、強其骨。
常使民無知無欲、使夫知者不敢為也。為無為、則無不治。


<日本語訳>
優れた者が大事とか、頭がいい者が大事とか変な価値観で凝り固まらない方がいい、そうすれば人々は無用な競争をしなくなるだろう。
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「有は無から生じ、無は有から生じる」−現代に通用する老子の思想(第二回)−

  • 2006.10.08 Sunday
  • 00:16
<第二回>
老子は社会の中で自分を見失わずに生きなさいと語りかけています。
名前を人間が付けることでそれは相対して成す事を説いています。

<第二章>
天下皆美の美たるを知るは、斯れ悪なり。
みな善の善を知るは、斯れ不善なり。
故(まこと)に有と無と相い生じ、難と易と相成り、長と短と相い形(あら)わし、高と下と相盈(み)ち、音と声と相和し、前と後と相い随(したが)う。
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「道(タオ)とは」−現代にも通用する老子の思想(第一回)−

  • 2006.09.19 Tuesday
  • 10:23
いつまで続くかはわかりませんが老子について少し書いてみます。

<第一回>
老子の本を見ると第1章から第81章までの短い文章が書いてあります、簡単な文章ですが奥が深く、その訳も様々です。僕なりに訳してみたいと思います、正しいかどうかの判断は皆さんにお任せします。

第一章

道の道とす可(べ)きは、常の道に非(あら)ず。
名の名とす可(べ)きは、常の名に非(あら)ず。
名無きは天地の始、名有るは萬物の母。
故に常に無欲で、以て其の妙を觀、
常に有欲で、以て其の傲を觀る。
此の両者、同じく出でて名を異にす。
同じき之を玄と謂い、玄にして又た玄は、衆妙の門なり。

<日本語訳>
・これが道だと表すことのできる道は、
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